
「競艇にハマって消費者金融から借金しまくった。でも、もう返済が困難…」
「パチンコが面白くて止められず、借金まみれに…これ、どうやったら精算できるの?」
賭博、ギャンブルは人間の本能的部分である射幸心を煽ることから誰もがハマる部分はあるのですが、やはり依存症になって借金までするようになっては人生、なかなか立ち直るのが難しくなります。
借金の理由がギャンブルであっても生活苦であっても、借りたお金に違いはないので借金は債務整理という形で解決できます。
ただし、債務整理のなかでも自己破産は適用されない場合があります。
以下にギャンブルで作った借金を債務整理で解決する方法を紹介しますので参考にしてください。
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ギャンブルの借金で悩んでいる口コミは多数ある!
ギャンブルで借金を作って悩んでいる口コミは探せばいくらでも見つかります。
悩んでいるだけならまだしも、横領など刑事事件を起こしてしまうと救いようがなくなってしまうので早まったことはしないでくださいね。
以下はツイッターの投稿で、主にパチンコをピックアップしましたが競輪、競艇など他のギャンブルも似たような状況になっています。
コレなんて書いてあるんだろう…
難しい漢字がいっぱいでよく分からないや…
赤い封筒に入ってたから、多分チャンス演出かな?
考えても分からないし、
とりあえず今日も借金してパチンコ屋に行ってきます😊 pic.twitter.com/ntgXn79PdV
— イブキ (@ibuki777S) September 24, 2019
東武鉄道の子会社で経理を担当していた元役員が、約1200万円を着服したとして逮捕された。東武鉄道はあわせて1億円あまりを着服していたとおととし発表している。「給料だけではパチンコや飲食など遊ぶ金が足りなかった。借金の返済にもあてた」と供述しているという。https://t.co/btNMfjNCsp
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) August 29, 2019
こんばんわ☺️
下関市でもありましたよ、一家4人の無理心中。
結果、子供2人が亡くなり夫婦だけが残った。
原因は、パチンコで作った借金苦。
戦争以外で国を滅ぼそうとしたら、麻薬の蔓延か、
コンビニ並みにギャンブル場を増やせば簡単。
公営ギャンブルの役割は戦後の20年間で終えた
と思います— けん (@KSN1HybmjjiCMoQ) March 6, 2019
ギャンブル依存症になると、冷静な判断を失い、射幸心が優先してしまうので借金することに躊躇がなくなります。
悪いことに、たとえギャンブルで勝ったとしても、それを返済に充てることなく次のギャンブルの資金にしてしまうのが依存症の特徴ですね。かくして、借金は減ることなく増え続けていきます。
以下のYahoo!知恵袋に寄せられた質問は典型的なギャンブル依存症に悩む人(の妻)と、その借金に対する解決方法です。
夫がパチンコ依存症で借金をしていました。 400万近く。闇金とかではなく、カードを大量に作って自転車操業していたらしく、支払いが間に合わなくなるとなって自分の母親に相談して発覚しました。 家に貯蓄は全くありません。 家計管理も夫がしていました。 義母に借りようとしていますが、義母もそんな大金を持っているわけではなく、月々の支払いの補填程度です。 私も働いてはいますが現在個人事業主で10万程度の金額です。全く貯めれていませんでした。貯蓄は夫がしてくれているだろう、扶養内で働ければいいと思っていました。
僕は独身ですが430万借金して任意整理
5年で返済予定です。
情け無いですがそこまでになると金銭感覚が麻痺しているのでお金が財布にあると店に行ってしまうと思います
パチンコはやめて別の趣味を見つけて働いて返済するしかないです。
離婚するかはちょっと意見できかねます
家計管理は別の人がして夫のキャッシュカードやクレジットカードは没収し
給与も使い道を管理するしかないでしょう。僕は親に給与を没収され2人で使い道を決めてます。
回答者は任意整理で借金を返し、その後は給与を他の人に管理してもらうことで解決しました。ギャンブルで作った借金は債務整理の方法で解決できますが、根本的に治すためには本人の強い意思と治療を必要とするのが難しいところですね。
ギャンブルで作った借金は債務整理で解決できる!
借金を解決する方法のひとつに司法書士や弁護士に依頼する債務整理があります。ギャンブルで作った借金であっても手続きは可能ですが、前述したように自己破産だけは基本的にできません。まずは債務整理にどのような手続きがあるのか説明しましょう。
任意整理
依頼した司法書士や弁護士が債務者(借金をしている人)の代理人となって、債権者(貸金業者)と直接交渉し、借金の利息分カットや支払期限延長などの契約を取り付ける手続きです。元金は支払わなければならないので定期的な収入を持っている人向きです。
任意整理のメリットは毎月の支払いが減額されることに加え、借りた側と貸した側の当事者同士が交渉するので周囲、とくに家族に知られることなく借金の解決を図れることです。
借金の理由がギャンブルであっても問われることはく、貸した側は借りた側がまったく払えなくなるより元金だけでも回収したいことから比較的和解に応じやすいことも特徴のひとつです。
個人再生
借金が多額で元金の返済も困難な状況に陥った人が司法書士や弁護士を代理として裁判所へ申し立てする手続きです。申し立てが認可されると借金は総額によるものの、概ね100万円以下または1/5まで減額されます。裁判所の介入という法的措置になりますが、個人再生は借金の理由を問われることがないのでギャンブルが原因でも問題なく手続きできます。
ただし認可されるまでは時間と手間を必要とします。申し立て後、3ヶ月間は一定額の積立をして家計収支表を作成しなければなりません。継続できた段階で司法書士や弁護士と再生計画案を作り、積立通帳の写しや家計収支表と一緒に裁判所へ提出、不備がないと判断されれば認可となります。
個人再生のメリットは住宅ローンを整理する債権から外せることです。貸金業者だけでなく商品のローンも対象となるので高額なものは引き上げられてしまいますが、住宅ローンだけは引き続き支払うことができるので、住んでいる家まで取り上げられることはありません。
自己破産
借金に対して、まったく返済能力がない人が司法書士や弁護士を代理として裁判所へ申し立てを行う手続きです。申し立てをした段階で自己破産は成立、借金は全額免責となるので督促がすぐに止まります。個人再生に比べると手続きは簡単ですが、預金や不動産など概ね20万円以上の財産は没収され、家財道具は最低限しか確保できません。
自己破産は返済不能なら誰でも認可されるというわけではなく、「免責不許可事由」と呼ばれるいくつかの認可されないケースがあります。そのひとつが「浪費やギャンブルによって多額の借金をした場合」です。
ただし、自己破産には「裁量免責」があります。これは裁判官が債務者と面接を行い、債務者の経済状態や反省具合を見て判断する手続きで、ギャンブルに二度と手を出さないという態度やギャンブルに手を出した理由が射幸性を求めたのではなく二次的、たとえば精神的な疲労状態などであれば免責が認められることもあります。
なお、裁判官との面接は弁護士に依頼した場合、代理人として出席するので債務者は1度だけで済みます。ギャンブルで作った借金をどうしても免責にしたいのであれば弁護士に依頼しましょう。
ギャンブルで作った借金を解決するための債務整理にかかる費用
債務整理を司法書士や弁護士に依頼する際、どうしても気になるのが費用ですね。以下にそれぞれの債務整理にかかる費用の一覧を記したので参考にしてください。
司法書士も弁護士も債務整理には相場があり、相場からかけ離れた金額を請求されることはありません。もし、高いと感じた時は契約せず、他の事務所を探しましょう。
任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | |
弁護士 | 1社あたり 着手金20,000円 報酬金2,000〜30,000円 | 500,000〜600,000円 | 300,000〜500,000円 |
司法書士 | 1社あたり 40,000〜50,000円 | 300,000〜400,000円 | 150,000〜300,000円 |
費用はけっして安くありませんが、債務整理を受任する事務所の多くが分割払いを受け付けています。債権者の返済は後回しにされるので毎月の支払いが二重になることもありません。
また債務整理を受任する事務所はほとんどのところが無料相談を設けています。ギャンブルで作った借金をとにかく解決したい!と悩んでいる人は早めに無料相談を利用してください。遅くなるほど借金と精神的苦痛は確実に増え続けていきます。