借金の無料メール相談をする際に正確に伝える文面の書き方

執筆者

元弁護士ライター 福谷 陽子

借金問題を抱えている場合、まずは弁護士や司法書士に債務整理の相談をすることから解決に向けての手続きが始まります。

債務整理の相談をするとき、法律事務所によってはメール相談ができる事務所があります。

ただ、メール相談をするときには、直接話をして説明をすることができないので、正確に必要十分な情報を伝える必要があります。上手に情報を伝えられないと、回答も不確かになって、相談が無駄になってしまうことがあります。

そこで今回は、借金の無料相談をする際に正確に状況を伝える文面の書き方をご紹介します。

メールの無料相談とは

借金問題を弁護士や司法書士に相談をするとき、原則的には事務所に行って、直接面談をする方法によって相談することになります。

ただ、遠方であったり普段仕事で忙しかったりすると、事務所に行くことが負担になるケースがあります。このような場合、メール相談が利用できる事務所があります。

メール相談とは、弁護士にメールで相談内容を送り、弁護士からメールで回答を送ってもらう相談方法です。

メール相談は、有料であることもありますが、無料相談ができる事務所も多いです。ただ、どのような事務所でもメール相談ができるわけではなく、このサービスが利用できるかどうかについては、個別に問合せが必要です。

また、直接顔を合わせて説明をすることができないので、必要十分な内容をしっかりメールで伝えることが重要なポイントになります。

借入状況を伝える(債権者一覧表を作る)

無料メール相談をする場合、メールで借入状況を正確に伝えることが何より重要です。

そのためには、債権者一覧表を作成することが役立ちます。

債権者一覧表には、債権者名(借入先の業者名)、所在地、連絡先、現在の借入残高、契約当初の借入金額などを記載します。

また、当初の借入時期についても、わかる範囲(年月くらいでかまいません)で書き入れます。

さらに、利率もわかるようであれば書き入れておきましょう。

債務整理をする場合、4つの手続きの種類から状況に応じた適切な手続きを選択する必要がありますが、このとき、借入状況が第一に重要なファクターになるので、正確にきちんと記載する必要があります。

複数の借入先がある場合などには、簡単な債権者一覧表を作成しておくと良いでしょう。

参考:「特定調停申立書」「関係権利者一覧表(債権者一覧表)」の書式と書き方

現在の収入と支出、返済可能金額を書き入れる

メールで相談をする場合、現在の収入状況と月々の返済可能金額も重要です。

債務整理をする場合、自己破産以外の手続きを選択する場合には、手続き後に債権者への返済が必要になりますが、返済をするためには、ある程度の収入があることが必須となります。

このとき、自分に収入がなくても夫にも収入がある場合などには、夫の収入から返済していけることなどもあるので、自分の収入だけではなく、世帯全員分の収入を記載しましょう。

また、収入があっても支出が多ければ、返済に回すことができません。そこで、メール相談する際には、支出状況についても記載する必要があります。

支出についても、自分だけの支出分ではなく世帯全体としての支出を記載する必要があります。

このように収入と支出をまとめたら、それを家計収支表の一覧表にまとめておくとわかりやすいです。

さらに、自分としても月々いくらくらいまでなら返済ができそうか考えて、毎月の返済可能額も書き入れておきましょう。返済がまったくできないなら、その旨記載します(その場合、基本的に自己破産を選択します)。

財産の状況

債務整理をする際には、債務者の財産状況も問題になります。

たとえば、自己破産では債務者の目立った財産はすべて失われることになりますし、個人再生では、持っている財産分は最低限支払をしないといけないという精算価値保障原則があります。

そこで、借金の無料メール相談をする場合、自分の資産状況についても伝える必要があります。

現金や預貯金、生命保険(契約者が自分名義のもの)、学資保険、火災保険、株券、投資信託、車、不動産、積立金などすべての財産とだいたいの評価額を書き入れましょう。

そして、それらのうちどうしても守りたい財産があるのかどうかなどについても書いておくと良いです。守りたい財産がある場合には、自己破産を避けるなどの対処ができるようになるからです。

資産状況をまとめたら、簡単な財産目録の形にしておくとわかりやすくなります。

住宅ローンや車のローンの有無

債務整理手続きを選択する際、住宅ローンや車のローンがあるかどうかが重要な問題になります。

住宅ローンある場合に自己破産をすると住宅を手放すことになりますし、個人再生をする場合には、住宅資金特別条項(住宅ローン特則)を利用しないと住宅を守ることができなくなります。

また車のローンがある場合に自己破産や個人再生をすると、基本的に車がなくなります。

これに対し、任意整理なら、住宅ローンや車のローンがあっても家や車がなくなることはありません。

そこで、住宅ローンや車のローンがある場合には、メール相談の際に必ず記載する必要があります。そのとき、ローン残高と、残金の返済期間についても書き入れておくと良いです。住宅や車がなくなってもかまわないのであれば、そのことも記載しておきましょう。

保証人がついている借金の有無

保証人がついている借金がある場合には、そのことも書き入れておくと役立ちます。この場合、自己破産や個人再生をすると保証人に迷惑をかけますが、任意整理であれば保証人に迷惑をかけずに済ませることができるからです。

まとめ

今回は、無料メール相談を利用する場合に状況を正確に伝えるための文面の書き方をご紹介しました。

無料メール相談をする際、まずは借入状況を伝える必要があります。債権者一覧表を作成するとよいでしょう。家計全体の収入と支出、財産状況や住宅ローン・車のローンの有無、保証人がついている借金の有無なども正確に記載することが重要です。

今回の記事を参考にして、上手に無料メール相談を利用しましょう。

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