妊娠・結婚により働けず借金返済が困難になった場合の解決法

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執筆者

佐藤元宣FP事務所

FP 佐藤 元宣

女性の皆さまの中には、妊娠がわかったり、結婚をしたことによって自分の収入が一時的に途切れてしまうことがあると思います。

仮に、このような状況においてパートナーに対して借金を抱えていたことを伝えていない場合には、この先、どのようにしてこの問題を解決していったらよいか悩んでしまう人も少なくありません。

そこで本記事では、このような境遇の女性の皆さまを対象に、妊娠・結婚により働けず借金返済が困難になった場合の解決方法について、パートナーとの関係に差し障りがないと思われるものから順に4つ解説していきます。

両親や祖父母から資金援助を受ける

妊娠や結婚によって借金返済が継続していけないことを懸念してしまう1番の理由は、「パートナーに借金があることを知られたくない」といったことが影響していると思われます。

このような理由を踏まえますと、やはり自分の両親や祖父母から借金返済のための資金援助を受けることが、パートナーに借金があったことを知られずに解決できる最も差し障りのない方法であると思われます。

もちろん借金を作ってしまった理由を聞かれたり、自分自身が大きく反省しなければならないことがあるものの、不安を抱えることが無い状態で人生の再スタートを切られることは、大きなメリットであるといえるでしょう。

ここでのポイントは、あくまでも「資金援助=お金をもらうこと」であり、両親や祖父母の経済状況において個人差の生じる点があることに注意が必要です。

両親や祖父母から資金融資を受ける

2つ目の方法として、両親や祖父母から「資金融資=お金を借りること」があげられます。

両親や祖父母にとっても生活するためのお金が当然に必要となるため、資金援助をすることができないとしても、一時的にお金を貸してあげられる場合があると思われます。

この場合、借金の金額にもよりますが、両親と祖父母の両方からお金を一時的に借りることができたとすると、それなりにまとまったお金を用意することも可能になると考えることができ、この方法を利用することで高利息かつ返済期限が決められている借金から免れることができます。

この方法は、いわゆる「借り換え」にあたり、両親や祖父母に対して少しずつお金を返済していかなければならないことに変わりはありませんが、返済金額を小さく設定したり、無利息で返済することも法律上、問題がないことから、パートナーに借金の返済が知られることがない余裕の持った返済が可能になります。

注意点として100万円単位のまとまったお金を借りる場合は、たとえ両親や祖父母といった家族間であったとしても必ず「契約書を作成する」必要があります。

「家族間でお金を借りた証拠=契約書」がない場合、時としてそのお金の流れについて税務署側から「贈与」と誤解されてしまう可能性もあり、最悪な場合、贈与税を支払わなければならなくなってしまうことも考えられます。

借金の返済について両親や祖父母からの資金融資で対応をする時は、実際にお金を借りる前に、税理士やファイナンシャルプランナーなどの専門家に贈与税の問題がないかどうか確認してから実行することを強くおすすめします。

弁護士へ債務整理(任意整理)を依頼する

パートナーだけでなく両親や祖父母といった家族を含め、とにかく誰にも知られたくないという人もおられるでしょう。

このような場合、お金はかかるものの「弁護士へ債務整理(任意整理)を依頼する」方法を利用することで借金返済の困難な状況を解決することができます。

債務整理には、「任意整理」「特定調停」「個人再生」「自己破産」の4つの方法がありますが、あくまでも「任意整理」の方法で借金解決をすることが大きなポイントになります。

個人再生や自己破産で借金解決をする方法は、パートナーに借金があったという事実が確実に知られてしまうほか、特定調停は、自分自身で裁判所を通じて借金解決をする方法であり、妊娠や結婚によって働けず、限られた時間しかないといった状況下では、実際問題として行動するのに大きな負担が生じ、手続が難しいと思われます。

そのため、弁護士が代理で借金返済について貸金業者などと交渉し借金問題について解決する「任意整理」が最も適した方法であると考えられます。

任意整理は、パートナーに借金を抱えていることが確実にばれない方法であるとは言い切れませんが、守秘義務がある弁護士との取引になるため、個人のプライバシーなどにつきましては十分に保護してくれるため、極度の心配は無用であると思われます。

将来を考慮するとパートナーに相談するのがやはり最善策

妊娠がわかったり、結婚で寿退社した場合などは、自身の収入が一時的に途切れ、パートナーの収入で家計の管理をすることが予測されます。

この時、将来の子育て、自動車購入、住宅購入といったことなどを考慮しますと、パートナーに内緒でお金を返済し続けていくのには大きな弊害や限界があるといわざるを得ません。

たとえば、住宅購入において夫婦の収入を合算してローンを申し込む場合があったとしても、残念ながらほぼローンの申し込みが認められることはないでしょう。

これは弊害の一例ですが、このようにお互いの人生だけでなく、子どもの将来においても大きな影響を与えてしまう恐れがあるため、できる限りパートナーに借金を抱えている事実を相談し、共に解決する方法を考えていくことが何よりも大切だと思われます。

まとめ

本記事では、妊娠・結婚により働けず借金返済が困難になった場合の解決方法について、パートナーとの関係に差し障りがないと思われるものから順に4つ解説させていただきました。

人によって最も適した方法について個人差が生じるところではありますが、どの方法を優先的に選んだとしても借金解決に大きな効果をもたらすことは確かであると思われます。

パートナーに借金を抱えた事実が知られた時に理解してくれるパートナーと離婚を宣告するパートナーに大きく分けられることが予測されますが、ご自身がどちらのパートナーのタイプなのかを考慮して最善な方法を選択するようにしてください。

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